iタウンページを利用して営業リストを作るには？活用方法をご紹介！

営業リストの作成にiタウンページを活用できることを知らない営業担当者も少なくないでしょう。iタウンページには企業の情報が多く掲載されているため、うまく活用することで営業先を増やすことにつながります。今回は、iタウンページを利用して営業リスト作るコツやメリット・デメリットなどを紹介します。

iタウンページで営業リストが作れる

営業先が不足しているという悩みを抱えている場合には、iタウンページから情報を得る方法を検討してみましょう。iタウンページは、WEB上で600万件以上（2021年9月時点）の施設や店舗情報を検索・閲覧できるサイトです。全国各地の膨大な情報を検索できることが大きな特徴です。エリアやジャンルから検索できるため、必要な情報を絞り込んで営業リストを作れます。

iタウンページの活用方法

膨大な情報から見込み客を絞るにはどのような方法があるのでしょうか。実際にiタウンページを活かして営業リストを作る方法について解説します。

必要な情報を検索する

まずはターゲットの情報を検索しましょう。iタウンページはキーワード入力や地域、ジャンルから絞ることができます。たとえば歯科医院向けの営業を考えている場合は、キーワードに歯科医院と入力して、エリアで営業している地域を選択することで簡単に営業リストに必要なターゲットを絞りこめます。

検索結果画面で基本情報が分かる

検索した後は、具体的な店舗をクリックしなくとも、住所や電話番号などの最低限の基本情報が一目で確認できます。検索結果の画面を見て、気になった店舗を手軽にお気に入り一覧に追加もする機能も備わっています。まずは目星をつけるなど営業の計画を立てるのに役立つでしょう。

iタウンページで営業リストを作るメリット・デメリット

iタウンページを営業に活用する場合、どのようなメリット・デメリットがあるのでしょうか、まずはメリットから解説します。

情報を効率的に収集できる

ひとつひとつの企業のホームページを検索して、営業リストに落とし込んでいくのはかなりの時間を要してしまいます。iタウンページは検索でターゲットを効率的に絞り込めることが大きなメリットです。営業の種類にもよりますが、テレアポがメインであれば、検索結果画面で電話番号がすぐにわかるため、企業のホームページから探す手間を省けます。

最新の情報を収集できる

紙媒体のタウンページもありますが、頻繁に情報が更新されているのは圧倒的にiタウンページです。企業によっては、自社のホームページをあまり更新しないことも多いでしょう。間違った電話に何度もかけてクレームにつながらないように最新の情報かを確認することが営業活動には求められます。最新の情報で効率よく営業するには、iタウンページがおすすめです。

費用を抑えられる

iタウンページで検索し、エクセルなどで営業リストを作成する場合、作成にかかる費用を抑えることができます。しかし、営業リストの購入や有料のツールを使用した場合と比べて、作成に人件費がかかるため、バランスをよく考慮したうえで進めましょう。

管理にも工数がかかる

情報が最新化されていくことがメリットになる一方、同じ店舗が何度も掲載している場合、重複して営業リストに追加してしまう可能性があります。検索結果の画面で簡単に情報を確認できますが、同時に転記ミスなども発生しやすいでしょう。

どのようなキーワードや地域で絞って検索したか、検索した内容も把握しておく必要があります。二次チェックの体制や、一度作った営業リストの最新化などのルールを設けたうえで、確認するようにしましょう。

リスト作成の負担が大きい

営業をするにあたって、競合ほか社と差をつけるなら基本情報以外の情報も集めていく必要があります。ある程度絞り込んでいるとはいえ、ひとつひとつの企業を確認して、営業リストを作る場合はかなりの労力を伴います。企業ごとにホームページの作りが違うため、確認に思ったより時間がかかるケースも少なくないでしょう。

絞り込みがターゲットと異なるケースがある

必ずしもピンポイントほしい情報が検索できるわけではありません。営業する商品などによっては、うまく絞り込みできないケースもあるでしょう。複数のパターンで検索したうえで、不要な情報がどうか、基本情報だけでは判断できずにホームページで確認する必要もあります。情報の精査まで行うと骨の折れる作業になるでしょう。

まとめ

まずは予算をあまりかけずに、新規顧客の情報を収集したいという営業担当者にとっては、掲載数の多いiタウンページの活用をおすすめします。電話番号などの基本情報がすぐに確認できるため、営業リストの作成も効率化できるでしょう。しかし、より精査された営業リストの作成や管理には、エネルギーを要します。より効率的に営業したい場合には、管理やリスト作成にかかる人件費や工数を把握したうえで、業者からの営業リストの購入も検討してみましょう。